楽天で売れない理由と売れるために見直して修正するるべきこと

どうも府中の岡です。

 

 

今回は以前家庭用高級消費財を販売していた会社で働いていたときの話をしたいと思います。

楽天は売れないと言われる

「楽天」と検索すると、一緒に「楽天 売れない」等のサジェストキーワードが出てきます。

 

実際、何の知識もなしに、楽天で販売を始めても、

まあ相当なお金をムダにするだろうな

というのが僕の率直な意見です。

 

ある程度勉強をするか、初期投資でお金をかけて、

良いページを作ってからでないと、本当に売れないと思います。

 

そして、楽天の出店企業を一覧で見ることもできるので、

初期設定のまま、ページが充実していない出店者は、

ホームページ制作会社等から格好の獲物となり、

営業の電話が頻繁にかかってきます。

 

SEO会社、WEB広告、HP制作会社、

とにかく、リストに入ってます笑

 

楽天の担当者に電話で相談したときには、

親切に教えてくれましたが、それでも、まあ広告に誘導してくるんだろうな

という感じは受けましたね。

 

広告で一時的に上位に上げても、ページが充実していないと、

なかなか購買には結びつかないので、

セミナー等には参加して、しっかり勉強したほうがいいです。

 

 

 

僕が担当した会社の場合は、出店して1年ほどでしたが、

ページを見て、数字を見て、出店料を確認して、

「これ、早めに撤退したほうがいいんじゃないですか?」

とお話しました。

社長は、

「いや、なにか方法があるはずだ」といって、

頑張れって言ってましたけど、

 

それなら、自社サイトに商品画像をアップするなり、

BASEでも、なんでも、商品カートを設置して、

出店料分のWEB広告を出した方が、

 

利益上がるだろうなというのが僕の意見ですね。

 

とはいえ、もちろん、楽天には人が集まっているので、

導線としては、もっていてもいいと思います。

 

ただ、今はナイキにしても、ワークマンにしても、

アマゾン等のモールから撤退して、

自社サイトで販売する流れになっていますよね。

 

 

僕もいっときアマゾンで販売していたときがありますが、

手数料等を考えると、相当システマティックにやらないと、

利益が残らないんですよね。

 

そのアマゾンよりも、出店に関してお金がかかり、

さらに無策では上位に表示もできないので、

けっこうハードルが高いよなあと思います。

 

僕なら、自社サイト+WEB広告一択ですね。

 

楽天で売れないのは、見られてないから

まず、自社の商品を検索してみてください。

何ページ目に商品はありますでしょうか。

1ページ目に入ってますか?

2ページ目に入ってますか?

パソコンの画面なら1ページに45個位アイテムが入ると思いますが、

スマホの画面で自社の商品は何ページ目、

何回スクロールすれば出てくるでしょうか。

 

おそらく、自社オリジナルの名前で検索すれば、

ヒットするでしょうが、

 

一般的な呼び方、特にお客さんが検索するであろうキーワードで検索しても、

1ページ目に入っていないのではないでしょうか。

 

お客さんはそこまでスクロールしてくれません。

 

ちなみに、僕が担当していた当時、

初めて検索すると、なんと9ページ目に出てきました。

 

当時45個×8=360個

つまり、お客さんは最低でも360個の同じジャンルの商品の山をかき分けて、

自社の商品にたどり着く必要がありました。

 

まあぶっちゃけ奇跡みたいなもんですよね。

研究者でもない限り、そこまで探しませんよ笑

 

僕が担当した当時のアクセス数は、1週間で12とか、

ひどいときは4とか6とかもありました。

 

そりゃ売れませんわ。

となって上記の撤退の話になったのですが。

 

兎にも角にも見てもらわないと始まりません。

楽天で売れないのは、検索1ページ目に入ってないから

じゃあ見てもらうには、どうすればいいのよとなりますよね。

まずは検索されて、1ページめに入りたいですね。

1ページ目に入るには、大前提として、適切なキーワードを入れましょう。

楽天で売るために、検索1ページ目にまず1つの商品を載せる

楽天で検索1ページ目に入るためにはまずキーワード

他との差別化のために、産地を最初に持ってきたり、

こだわりを商品名に入れたくなりますが、

まず、お客さんの頭の中で、それが重要なものとして認識されているのか

お客さんがわざわざそれを検索するか、というのは、

常に考えておきたいです。

 

重要なキーワードほど、最初に持ってきたいですね。

 

同じジャンルの商品がどんなキーワードを盛り込んでいるか、

ぜひメモしながら自社商品にキーワードを入れていきましょう。

え、そんなキーワードを入れるの?

という意外なものがよくあります。

 

楽天で検索1ページ目に入るためには写真・画像コンテンツの充実度を上げる

1ページめに入っている競合のページと、自社のページを比べてみてください。

 

きっと、コンテンツの充実度が違うと思います。

特に、写真・画像の数がまったく違うのではないでしょうか。

定番商品など、同じ商品を大量に扱う際には、1ページの内容を充実させて、

長いページを作ることもできます。

画像も写真も、文章も豊富にして、

楽天で1点ものを扱っている場合はジャンルごとに複数商品を1ページにまとめる

しかし、うちは1点1点違うものを扱っているから、

毎回毎回写真を撮りまくったり、ページを充実させても、

売れてしまったらそのページは使えなくなってしまうんだよなあ

 

という場合もあると思います。

 

そういう場合は、ジャンルでわけて、

一つのページにまとめてしまいましょう。

 

とにかく写真・画像コンテンツを、1ページにまとめて、

充実させることが重要です。

楽天で検索1ページ目に入るためにはタグもしっかり記入する

タグを入れていないことが多いですし、タグを適切にいれていること、

また、商品とは関係なさそうに見える父の日や母の日等、

イベント名を入れたりすることもできます。

タグを入れることで、露出が増えますので、ぜひしっかり入れてください。

楽天のタグ付けでマルチカラーを選ぶと商品はその他に入ってしまう可能性が上がる

また、色のタグをつけるとき、たくさんの色がある商品を

マルチカラー等にいれると、すべての商品が、その他に入ってしまうなど、

普通の商品を探すときにかなり不利になるため、タグをいれたら、

実際に探すときに商品が出てくるかは、頻繁に確認したほうがいいです。

楽天で検索1ページ目に入るために僕がやったこと

前述したように、僕が担当した当時、商品ページは9ページ目でした。

なんとか1ページ目に入れるために、

商品の画像を1ページに集中し、検索されたときに表示される画像も、

商品そのものをピンクだったか、黄色だったかの枠で囲み、

目立つようにしました。

 

他社よりも、商品自体には自信がありましたので、

見てもらえさえすれば、買っていただける可能性が

高かったんですね。

 

まあ、当時の僕の画像編集能力ですから、

よく許してくれたなあというレベルですが、

コンテンツを充実させて、

なんとか1ページめに載ることができました。

 

その結果、これまでの通算の売上点数を2-3週間で抜くことができました。

といっても、

とにかく売れていなかったので、大したことないんですが。

長期的に見ると楽天はいらないのでは?

規模によりますし、名前が知られている企業ならいいと思います。。

競合を圧倒する、選ばれる理由がありますので。

 

楽天は競合との安売り競争になりがちで利益が残らない

 

ただ、特に小規模事業者の場合、

正直、よほど、画像コンテンツ作成に優れた人がいるか、

ECサイトのコンテンツ作成に特化した業者にお金を払う余裕がなければ、

楽天はそんなにうまみがないように感じています。

 

 

 

 

もちろん、売上は立ちますが、利益が残らないように思うんですよね。

出店料、毎回の手数料、ポイントや、配送料等を考えると、

最初は露出を増やす目的でやってもいいかもしれませんし、

ノウハウを貯める目的でやってもいいかもしれません。

 

しかし、

1ページめに入ることができて、ようやく流入が増え、

売れることができても、常に競合との安売り競争が待っています。

 

同じような商品が、すぐ隣にならべられてしまうので、

よほどウリがなければ、安い方に流れてしまうんですよね。

しかも、正直楽天で買ったことはおぼえていても、

どのショップで購入したかは覚えていないじゃないですか。

 

思い出してもらうために、メルマガを送ろうにも、

いろいろ制限があって、やりにくいですし。

 

住所等が残るのはいいですが、DM等を送るのは、

規約に引っかかるはずです。

 

 

それならいっそ、

 

出店料や、ページの作り込みにかかる費用、

毎回の手数料、ポイントや上位表示のための広告を出すなら、

 

ページの作り込みにかかるお金を自社ECサイトの作成に使い、

出店料や手数料分、上位表示のための広告をFacebookやInstagramの広告、

YouTube広告などに出した方が、ハウスリストも取れますし、

メルマガ等も自由に送れますので、よほどやりやすいと思うんですよね。

 

そうした点から、

長期的に見ると、自社サイトで売れるようにやっていくべきだと考えています。

 

府中の岡

 

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