彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップ2021からの今後の課題

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップからの今後の課題

6月6日彩の国スペシャライズドカップに参加してきた。

 

スペシャライズド、STUの方々開催してくださってありがとうございます。

4月25日からの緊急事態宣言にも屈せず、しっかり大会が開催されたことを

非常に非常にありがたく思った。

 

正直、スペシャが関わっていると参加費上がりそう笑

なんて思っていたし、

実際例年に比べちょっと上がったんじゃないかと思うが、

批判にさらされるリスクを物ともせず、

開催を実現してくれたことはさすがに強い企業だと再認識した。

 

 

スペシャライズドが音頭を取ってくれなければ、

STUが開催してくれたかどうかはかなり怪しい。

3月のロング記録会もなくなってしまったし。

 

STUの中の方々も、もちろん中止したくて中止しているわけではないことは

十分にわかってますけどね。

 

このあたりは純粋な日本企業だとできないだろうなとも思った。

 

組織の中ではたとえ諸々の矛盾した政策が茶番だと思っていたり、

コロナの死亡者ってぶっちゃけ寿命じゃない?とか、

マスコミが煽っているだけで強めの風邪だろなんて思っていても、

批判は怖いしなあと安全策をとろうとなってしまうのが通常だ。

 

 

対策は万全にして開催するってそれ以上できないもんね。

いずれにしても開催はありがたかった。

 

※僕は陰謀論を信じるつもりはないけれど、

しっかり数字を見れば、そこまで恐れるほどのことなのか

かなり疑問に思っています。

 

健康な若い世代はほとんど重症化もしませんし、

マスクや手洗いうがいに気をつけて

あとは普通に過ごしたらいいと思っています。

 

 

まあ元気でとにかく体力もあって、肥満も少ないトライアスリートが

感染して死亡してしまうような病気だったら、

日本国民は半分くらいになってるんじゃないでしょうか笑

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップレースリザルト

総合23位3時間50分48秒

スイム(2.25km)40分10秒23位

バイク(72.0km)2時間2分31秒36位

ラン(15km)1時間8分7秒31位

 

一番苦手なランよりも、得意なバイクの方が順位が悪いという

かつてない結果になった。

 

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップを振り返る

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップのスイム

彩の国トライアスロンin加須大会スペシャライズドカップのスイムコースは1周0.75kmのコースを3周する。写真は1周が終わったところ

2周は同様に周り、3周目は進行方向右側からバイクへのトランジションに向かう。

スイムの装備

ウエットスーツ tri-x フルスーツ

ゴーグル ROKA (ロカ)R1 Goggle light amber

4月25日からプールが閉鎖されたことで、まるまる一ヶ月泳げなかった。

レース2週間前に慌てて泳ぎ始めたが、そんなに簡単には戻らない。

まあそれがもろに出て全体、特にスイムと直後のバイクに影響が出た。

 

普段一緒に練習している24位のE氏が13位に入っているのを考えると、

そのくらいでは泳げても良かったのになあと思う。

 

学生時代からやっているE氏とは

実戦経験の差があるので、一概には言えないものの、

普段の練習タイムでは遜色なかったはず。

 

1周目の第1ブイから1周目の終わりにかけて、

無駄なバトルにエネルギーを使ってしまったのも原因の一つ。

1周目だけやたら速かった。

 

普段一緒に練習している国際強化選手A女史によれば、

僕はバイクでも人を抜かす時にけっこう加速しているらしい。

スイムでも抜こうとして、あるいは付かれるのを嫌がって、

かなり体力をつかっていたのではないかとのことだった。

うむ。思い当たる節がありすぎる。

 

多少遠回りでもバトルを避けたほうが賢明だったように思う。

2周めの中盤くらいからいいペースの人を見つけたので、

ひいてもらった。

 

ただ、微妙にペースが合わなくてちょいちょい前に出てしまった。

温存しておくべきだったかもしれない。

 

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップトランジション1

データを見るとここで3分も時間がかかっている。

覚えているのは一旦履いた靴下を履き直したり、

なぜかここで補給しようとしたことだ。

 

実際には補給しなかったんだけど、時間を食った。

一番の反省点。

 

まあスイムで疲れ切って頭が働かなくなっていた気がするというのが

一番かな。

 

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップのバイク

バイクの装備機材

バイク → FELT IA 10 アルテグラDi2仕様
ホイール → Boma Th-9w
タイヤ → Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 5000 
フロント → noribukuro
サイコン → garmin edge130
リアハイドレーション → なし
エアロバー → PROFILE DESIGN T4+ カーボン ブラック 
パワーメーター → Favero ASSIOMA DUO
ヘルメット → LAZER(レーザー) ヘルメット バレット2.0 AF レッド サイズ:M(55-59cm)
シューズ → SHIMANO RC7 ワイドサイズ
チェーンオイル → finishlineセラミック ウエット ルーブ

スイムが終わって最初にバイクを見ると、サイクルラックにかけていたバイクが曲がっていた。サドルが曲がっていた。

 

実のところ、前日にサドルのレールを止める部品のネジが馬鹿になっていることに気がついたが、時間的にショップに寄る時間もなかったので、

そのまま出発した。

 

5月の頭の檜原村のライドでサドルが妙にガタつくなとは思っていたが、

やはり異変を感じたら対策しておくべきだった。

 

体の不調なんかはやっていたら治ってしまった。なんてことはあるけど、

機械部品が復活することはないもんね。

 

バイクに乗ってほんの数メートルいったところで、

左のサドルのレールを止める部品が飛んでいってしまった。

 

「なんか落ちた!」と観客が言ってくれたことを覚えている。

他の参加者に当たらなくてよかった。

 

レース後、ショップで確認すると、

左側の金具が削れていた。どうも僕は左に体を預ける癖があるようで、

蓄積した金属疲労で、劣化したということのようだ。

 

2019年の8月に購入してから交換をしていないので、

2年弱くらいたったら交換したほうがいいのだろう。

次は2023年の終わりくらいには替えておこうかな。

 

サドルの固定に不安はあったものの、

直線を走っている分にはそこまで影響はなかったように思う。

まあ微妙にパワーの伝わりは減衰されていたりするんだろうけど。

 

90度カーブは腰を浮かし?、右足にしっかり体重をかけて

曲がっていった。右カーブだったらもう少し怖かったかもしれない。

 

彩の国
彩の国トライアスロンのカーブをTTバイクで曲がる

 

体力面

スイムで使い果たしたことで、特に前半3周くらいは力が入らなかった。

平均パワーも200w程度でロングのペースよりもパワーがでなかった。

 

普段、スイム練の後に体幹、脚を中心に補強トレーニングを15分程度やっているが、プールの閉鎖でそれも減っていた。

その影響か最初にバイクに乗ったときに腹直筋を感じた。

 

下腹部から喉までの繋がりを意識しつつ、

ああ今腹直筋にストレスがかかったなと直に感じることができたのは、

初めての経験だった。

ポジションと速度

ただ、ポジションを若干いじっていて、

DHバーのスペーサーを外して1段低くなっていたせいか、

パワーは大してでていないのに、

移動時間そのものの平均速度は前回10月25日のチームケンズカップのときよりも速かったのは意外だった。

 

おそらく天候の影響もかなり大きいとは思う。

ポジションの影響だとすれば、今後もいじっていきたい。

 

前回よりもエアロポジションの時間が長くなったのも一因かもしれない。

補給面

前回のチームケンズカップのときは、

満足に補給せずに最初の3周で飛ばしすぎて脚が攣ってしまったので、

それを恐れて補給をしっかりとった。

 

トランジションでもそのことは忘れなかった。

その点は悪くないんだけど、今回は取りすぎたかなという感じ。

 

普段のBCAA+電解質にマルトデキストリンを入れる予定が、

まるごと忘れてしまったので、アクエリアスを飲んでいた。

薄めずに飲んでいたせいか、

9周目で我慢できずにトイレに寄った。

 

止まっていた時間は1分半から2分程度だと思うが、

減速、ストップ、加速と考えると、

3分程度はロスしたかなというところ。

 

まあ忘れる自分が悪い。

 

補給をしっかりとって、攣らなかった点は良かった。

他の選手を観察して思ったこと

スペシャライズドカップということで強い人が普段よりも集まっていたようだが、

やはりバイクが速い人が他のレースより多かった気がする。

 

ペダリングがきれいな人は参考にさせてもらった。

特にTKはさすがだった。思わず「かっこいいなあ」と声が出てしまった。

前にどこかで言及していた

「イチニサン」のタイミングで顔を上げて前方を確認しながら走る方法を

直に見ることができたのが収穫だった。

ペダリングは綺麗すぎてちょっと真似できそうにない。

 

普段アップダウンのあるところで練習しているせいか、

橋のちょっとしたアップダウンで、平地で抜かれた人を抜き返したりと、

体重移動での加速はいくぶんマシなのかとも思った。

 

僕は五島向きなのかもしれない。また走りたいな。

 

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップのラン

彩の国A

ランの装備→HOKA MACH 4

今回一番良かったのがランだった。ちょうどいい感じのペースメーカーがいたのがよかった。

最初の周についていこうとした人は

ちょっと速すぎたので、

そうそうにダウンしたが、

3周目くらいから5周目くらいはかなりいい感じのペースメーカー

に引いてもらった。

時折前に出たものの、ずっと付いていたのでやや嫌がられたかもしれないが、

ありがたかった。

調子が良かった理由

秋口から冬、特に2月の第2週から3月の第2週までの毎週6時間程度の練習や、

閾値付近のペース走など、

結局足底筋膜炎やシンスプリントも発症して

3月半ばから満足に走ることはできなくなってしまったが

平均4′30′′程度で走ることができた。

 

一番成長した部分だった。

 

彩の国Aトライアスロンin加須大会スペシャライズドカップにもう一度出るならどこで縮めるか

スイム

自分でコントロールできないプールの閉鎖等は、

越境して練習場所を確保する等はやってもいいかと思った。

 

とはいえ、

趣味でそこまでするのもどうかという葛藤がないわけでもないので、

その時の判断に任せることにする。

 

個人的に問題なのは、

スイムの時間にセットでやっていた体幹の補強トレーニングを

自分の家や近所の公園でできなかったこと。

 

その気になれば、できるにも関わらず、

なんとなく後回しにしてしまって、

筋力面の低下を招いてしまった。

 

まあ普段の補強トレーニングもあんまり自宅でやりたくないから

必ずやるスイムの練習とセットにしてしまっているんだけど、

スイムとセットにするリスクを感じた。

 

今後のことを考えると、

日々のバイクの練習とセットにする習慣をつけたほうがいい気がする。

 

補強トレーニングがいつも通りできていれば、

全体のタイムが上がっていたかと思う。

 

やれよって話なんだけど。

 

スイムで2分、バイクは5分くらいかわったかな。

バイク
補給の中身を忘れない。

これはボトルに入れてしまうほうがいい気がする。

 

練習方針

FTPをあげることを目標にするだけではなくて、

今のFTPの90%や95%など、

L4くらいの高強度の持続時間を伸ばすほうが優先度が高い気がする。

 

その下のL3の260wも

36分×2セットはできても3セットはできていなかった。

できていれば、後半もペースを落とすことなく走れそうだ。

今年もチームケンズカップに出るなら、必ずやっておきたい。

 

FTPは理論上1時間持つパワーだけど、

正直レストなしに1時間もつかと言われれば、

ちょっと、いやかなり怪しいと思う。

 

ラン

2月3月にやっていたランの方向性は間違っていなかったので、

脚の回復を待ちながら、徐々に再開していこう。

 

トランジション
T1

スイムからバイクのトランジション1は、

水平状態から直立状態になれる体力面の準備と、

ウエットスーツを脱いでヘルメットをかぶり、

ゼッケンベルトをつけ、シューズを履く?

という作業面の準備にわけて考える必要があると監督に聞いた。

 

彩の国が終わった次の週の練習の15日の火曜日のスイムの時間から、

プルとスイムのセットの最後の1本はかなり強めに追い込んで、

ランジジャンプやバーピージャンプをしている。

 

ランジジャンプは単純に筋力アップにも効きそうなので、

このまま続けていこうと思う。

 

最近同じ日にバイクの高強度をやって膝上が死にそうなので、

やりすぎには注意したい。

 

 

作業面では無意識にできるくらい自然になるよう、作業を繰り返してみたい。

どこかで時間を作ろうと思う。

 

次は15位くらいには入りたい。